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【HDDの故障?】パソコンの動作が遅い!固まる!修理費用はどのくらい?

パソコンを使用していて「動作が遅い」「固まった」と思っていたら、「応答なし」と表示されることも・・・。パソコンの動作が遅いと仕事や作業が進まないし、イライラしてきますよね。長年使っていて段々遅く感じてきた場合や、昨日までは調子よかったのに今朝から動作が重たい、中には「買ったときからなんだか遅い」なんて人もいるかと思います。

この記事では、パソコンの「動作が遅い」「固まる」「フリーズする」、すぐに「応答なし」と表示されるなど不具合が起きた時にチェックするポイントと、修理にかかる費用の目安をご紹介します。

1.パソコンが「遅い」「固まる」「フリーズ」「応答なし」考えられる原因

パソコンを使っていると「なんだか動作が遅い」「すぐに固まってしまう」なんてことがよく起きます。古いパソコンであれば「買った当初と比べて段々動作が遅くなってきた」ということはよくあると思います。新しいパソコンでも「持ち運ぶ」ことが多い場合や「買ったときから遅い」という場合にも考えられる原因を説明していきます。

1-1.原因は大きく分けて2つ

まず、パソコンが「遅い」「固まる」場合に考えられる原因は大きく分けると2つあります。
1つ目はソフトウェア(システム・プログラム)要因で、2つ目はハードウェア(機械的)要因です。
ソフトウェア要因とは、アップデート(更新プログラム)の失敗やソフトウェアの破損、ウイルスなどによる要因です。
ハードウェア要因とは、パソコンのメイン基板(マザーボード)やCPU、メモリ、HDD、SSDなどパーツの故障や相性問題によるトラブルです。その中でも多いのが「HDD」によるトラブルです。では、HDD(ハードディスク)とはどのようなものか、解説していきます。

1-2.HDD(ハードディスク)とは

HDDとはハードディスク・ドライブの略です。ハードディスクとは「ヘッド」という小さな部品が、高速で回転する「プラッタ」と呼ばれるディスク(円盤)の上を円弧を描くように行き来し、電気と磁力(電磁石の原理)を利用してデータを読み書きする部品です。
ちなみに、プラッタ(ディスク)の素材がアルミニウムやガラス、セラミックなどの硬い(ハード)素材でできていることから「ハードディスク」と名付けられました。
HDD内部の動作は「レコード」の動きに似ています。そのため、HDDの動作中にコツっと軽い衝撃を与えただけでもヘッドとプラッタが接触してしまい、プラッタの表面に傷がつき、データの読み書きにエラーが起きてしまうということがあるのです。そしてプラッタの傷が直ることはありませんのでHDDの故障ということになります。故障の他にも、プラッタを回転させるモーターの経年劣化などで動作が遅くなり壊れていないけど動作が遅い状態になることもあります。
また、HDDの物理的な回転には限度があるため、いくら「最新型パソコン、高性能CPU、大容量メモリ」でも新品なのになんだか動作が遅いということが起きるのです。

2.チェックポイントと対処法

パソコンの動作が遅い、固まる場合などに考えられる原因の1つがHDD(ハードディスク)であることが分かったところで、確認するべきチェックポイントとできる限りの対処方法を説明していきます。

2-1.チェックポイント①

動作が遅い、固まるという症状が出た時、まずはお使いのパソコンがHDDかSSDかを確認しましょう。
確認するべきところは以下になります。
①本体仕様書・・・パソコンを購入した際の仕様書がある場合はそちらを確認するのが早いでしょう。
②タスクマネージャー・・・Windows10、Windows11パソコンであれば、キーボードの「Ctrl」「shift」「esc」の3つのキーを同時に押し、タスクマネージャーを起動します。左下の「詳細(D)」をクリックし、上部の「パフォーマンス」タブを開きます。多くの場合はディスク0(C:)がWindowsシステムがインストールされている領域なので、それが「HDD」か「SSD」かを確認してください。

2-2.チェックポイント②

続いて「音」と「熱」です。HDDの故障は物理的なため、物理的に症状が出ることがよくあります。
HDD辺りから「チリチリ」などと聞こえる場合は故障の可能性があります。ですが、メーカーによってや経年劣化で音が鳴る場合もよくあります。次に「熱」です。HDD内部で擦れている場合やモーターの劣化などが原因で、動作中に異常に熱くなる場合があります。ノートパソコンの場合は底面の一部が熱くなるので気付けるかもしれません。

2-3.チェックポイント③動くうちに!

続いて本格的な診断です。CrystalDiskInfoというフリーソフトを、お使いのパソコンにインストールすることでHDDの健康状態をチェックすることができます。
青色の「正常」が表示されましたら、ひとまずご安心ください。黄色の注意、赤色の異常と表示された場合は、落ち着いて修理に出されることをお勧めします。これらはどちらも「故障している」ことを表しますので、必要なデータをUSBメモリに退避するなど、データの確保を優先してください。

2-4.対処法①

HDDが故障していた場合、そのHDDを直すことはできません。HDDの交換もしくはSSDに換装するしか修理の手段はありません。
自分ですぐにできる対処法は必要なデータの確保です。大切な写真・動画データや音楽、Excel,Wordなどの文書データをすぐに退避させてください。USBメモリや外付けHDDなどがあると便利ですね。データの読み込みができなくなるのは時間の問題と思ってください。

2-5.対処法②

HDDの故障が判明した場合、その後のシャットダウンや再起動、アップデートは注意が必要です。
これらの作業はHDDに多少なりとも負担がかかります。起動しているうちにデータを退避させ、少々大袈裟ですがシャットダウンの後は最悪もう目を覚まさないことを覚悟しましょう。
故障が判明した、自分で診断はしていないが「症状があてはまる」場合は速やかに修理を依頼することをお勧めします。

当店、北海道北広島市のPC-SPOT(ピーシースポット)では「修理見積」は無料にて行っておりますので、お気軽にご連絡ください。

2-6.対処法③

繰り返しにはなりますが、大切なデータは日頃からバックアップすることをお勧めします。また、HDDは消耗品と考える方がよいかもしれません。不具合が出る前に定期的な検査と故障する前に予備交換をすることも対策の1つです。衝撃耐性や動作速度を考えるとSSDへの換装も大変おすすめです。ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

3.HDDの交換修理、SSDへの換装を業者に依頼するときはここに注目!

修理を依頼するのはいいけど、業者選びの基準がわからない。料金だけで比較してよいのだろうか。データはそのまま残るだろうか。業者に依頼するといっても、わからないことが多いですよね。それれでは業者選びで確認するポイント、比較ポイントを説明します。
HDDが故障した場合、一般的な修理内容はHDDの交換もしくはSSDへの換装になります。費用が発生するのは①部品代、②交換作業、③データの移行もしくはOSのインストールです。中には「基本料金」や「診断・見積り料金」を加算される業者もいます。そして、最も重要なのがデータが残るかどうかです。「SSDに換装して動作が速くなった!けど、写真や住所録が無くなった・・・」なんて悲惨なことにならないよう、これだけは絶対に確認しましょう。

当店、北海道北広島市のPC-SPOT(ピーシースポット)ではシステム環境やデータはそのままでHDD交換、SSD換装を行っております。故障が著しい場合は「データ復旧」のメニューもご用意しておりますのでご安心ください。

HDDの故障かな?と思ったらPC-SPOTへご連絡を

PC-SPOT(ピーシースポット)は平成10年から贈答品の小売業を営む有限会社 贈屋本舗(おくりやほんぽ)のPC事業部です。
2020年に代表が替わりましたが、贈答品・PC事業を継続しております。

当店の拠点は北広島市ですが、市外への出張サポートも行っております。
近郊の江別市,厚別区,恵庭市,千歳市,南幌町,長沼町は、最短当日中に伺うことも可能です。
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